2011年4月17日。

それは定例会としてTLCミーティングを開催しよう!とメンバーの方々と半年前から決めていた日取りでした。

しかしご存知のとおり、東日本大震災という未曾有の大災害にともなって様々な問題が発生しました。

交通手段は確保できるのか?

余震の心配はどこまでしたらいいのか?

情報収集しながら、私は開催の是非について毎日悩んでおりました。

しかし、ライフラインも正常に近づいてきたところで、仮に集まりが少なくても開催する事に意義があると思うようになりました。

中には、ご本人はとても参加したかったのにご家族の反対にあい、泣く泣く参加を取りやめた方も数名いらっしゃいました。

それも現状では仕方の無いことです。

そういう状況を少しでもなくしていくために、安全に釣りが楽しめる環境があるということを発信していく必要性も感じました。

続く余震。

予断を許さない福島第一原発の状況。

生活を脅かすものがあるなかで普通に暮らす事の難しさは私ももちろん感じています。

釣具店にも、遊漁船にも、そして海釣り公園などの施設にも以前の賑わいは戻ってきていません。

津波の映像の衝撃は強すぎました。

みなさんの心に穏やかで爽やかな海のイメージが浮かぶようになるまでまだ少し時間がかかるのかもしれません。

しかし、震災後すでに海にでかけた方はもう気付いていらっしゃるはずです。

海は、そして自然は確かに人間がたちうちできない強大なパワーも持っているけれど、愛に満ちていて、命をもたらしてくれる源でもあることを。

今回なんの予備知識もあたえずに「一緒に釣りいに行こうよ。」と参加させた同級生♀が船上で言ったひとこと。

「なんだか海の上ってすごく平和だね。」

うん、確かにこの日の海はほんとうに穏やかで、包み込んでくれるような優しさを持っていました。

地震、津波、原発事故はいろいろな事を気付かせてくれました。

人間のために地球があるのではないこと。

海、空気、土を汚せば自分にその汚れが返ってくること。

今わたしたちはあれこれとただ恐れるのではなく、本質をきちんと感じ取り、正しく物事を判断して行かなければいけないと思います。

ちょっとイベントの話しとずれましたが、みなさんと海で釣りを楽しませてもったら、尚更この環境をこれ以上壊したくない、と強く思ったので付け足しで書きました。

早くいろいろなことが正常化して、釣り場にたくさんの笑顔が戻ってくる事を私は心から願っています。